後払いアプリ現金化の手順
大きく分けて「セルフ換金」「現金化業者の利用」の2つがあるので、どのような違いがあるのかを確認しておこう。
まずは後払いアプリのダウンロード
まず、現金化に利用するための後払いアプリをダウンロードする必要があります。
当サイトでは「現金化におすすめの後払いアプリ」を別記事にて紹介しておりますので、こちらを参考にしていただき、ご自身に合ったアプリをお選びください。
セルフ換金であればバーチャルカードの発行は不要ですが、現金化業者を利用する場合はバーチャルカードの発行(カード番号の付与)まで済ませておくと取引がスムーズです。
審査のタイミングや時間はアプリによって異なり、ダウンロード時にある程度の審査を経るものもあれば、利用時毎に審査が入るケースもあります。
なお、後払いアプリのダウンロードの時点では信用情報の照会はされないため、所謂信用ブラックや他の金融機関から借入があっても問題ありません。
ただし、後払いアプリの利用代金分を期日通りに支払っていない(以前に利用した分など)・限度額に達しているといった状態だと、当然その後決済ができなくなってしまいますのでご注意ください。
セルフ換金の仕方や手順
セルフ換金とは、文字通り「自身で」高換金率商品を購入し、そのまま第三者に売却することで現金化を図る方法です。
高換金率商品としては商品券やブランド品、新幹線のチケット、人気のゲーム機などが挙げられますが、残念ながら後払いアプリで決済可能なものが限られてしまいます。
そのため、換金率に拘るのであれば「バーチャルカード(ペイディカードやバンドルカードなど)」の発行までしておくことをお勧めします。
商品名称・ジャンル | 後払いアプリでの決済 |
---|---|
一般的な商品券 | 不可 |
Amazonギフト券 | 一部可(※1) |
新幹線の回数券 | 一部可(※2) |
ブランド品 | 媒体によっては可(※3) |
ゲーム機 | 原則可 |
(※1、2)バーチャルカードなら購入可能
(※3)大手家電量販店やAmazonなど
ご覧の通りバーチャルカードなら購入できるというのも多く、発行によって選択肢が大きく広がりますので、可能であれば発行まで進めておいた方が良いでしょう。(ペイディカードでAmazonギフト券を購入方法する方法はこちらの記事でご紹介しておりますので、是非ご参考ください。)
なお、バーチャルカードの発行無し(後払いのみ)の場合、ペイディであればAmazonで商品を購入し、売却する方法がおすすめです。
例えば「switch」「PlayStation」「人気ゲームの新作タイトル」などの人気製品であれば、専門ショップに持ち込めば80%ほどで買い取ってもらえます。
ただし、この方法では商品の授受が前提となりますので、現金を手に入れるまで(商品が届くまで)に数日を要する点にご注意ください。
いつ売れるかが不明&実質的な換金率はショップへの売却とほぼ変わらないという理由から、スピードに拘りたいのであれば個人売買はおすすめできない!
スピード重視ならAmazonギフト券がおすすめ
バーチャルカードをお持ちであればAmazonギフト券の換金がオススメです。
メールタイプのAmazonギフト券であれば商品の授受が不要な上、専門業者への売却もAmazonから届いたメールを転送するだけですので、手続きが簡易でスピードに優れていると言えます。(購入から売却までで5分ほど、振込までの待ち時間は10分ほど)
ただし、Amazonギフト券は換金率の変動(85~90%あたりを推移)が激しく、場合によっては後払いアプリの専門現金化業者を利用した方がお得な可能性があります。
現金化業者の利用
「現金化業者の利用」とは、文字通り後払いアプリやキャリア決済に対応している現金化業者を利用(与信枠を買い取ってもらう)することです。
1990年代ごろから台頭した現金化サービスですが、現在ではクレジットカードではなく後払いアプリを利用した手法が主流となりつつあります。
ただし、クレジットカードに比べて後払いアプリに対応した現金化業者はまだまだ少なく、延いては比較する対象が少ないと言わざるをえません。
ご利用の際は業者のホームページをはじめ、口コミ・評判・実績等をしっかりとチェックし、優良店なのか・利用しても問題無いかを判断するようにしてください。
利用の手順
後払いアプリ現金化業者の利用は非常に簡単です。
- 各現金化業者の公式ホームページにアクセス
- 申込フォームに情報を入力(希望額や振込先など)
- 希望金額を指定の口座に振込
という至ってシンプルな流れであり、利用自体に難しい点はありません。
しかしながら、前述した通り後払いアプリに対応している現金化業者がまだ少ないため、「業者選び」は難航することが予想されます。
少ない現金化業者からさらに優良店を選び出さねばなりませんので、損をしないためにはしっかりとした事前準備が必要と言えるでしょう。
損をしない・間違って悪徳業者を選んでしまわないためにも、事前のリサーチが大切だぜ。
現金化業者の「優良店」判断基準
優良店を判断する基準としては「換金率」「許可取得業者かどうか」「実績はあるか」「口コミや評価」などが挙げられます。
優良店の換金率は「85~90%(初回の場合)」に設定されていることが多く、換金率が80%を下回るようであれば一旦保留した方が良いでしょう。
なお、後払いアプリ現金化サービスに関する許可とは「古物営業許可」のことを指します。
後払いアプリ現金化は「ユーザーが商品を購入し、現金化業者がそのまま買い取る」という流れを執るため、現金化業者側は当該許可を取得せねばなりません。(古物を不特定多数の人から反復継続して買い取っているため)
許可を取得するには「事務所実態(賃貸借契約書や使用承諾書を申請書に添付)」「責任者の存在(住民票の提出)」などを証明せねばならないため、悪徳業者の多くは許可を取得しないまま営業をしています。
許可を取得していないだけでは悪徳業者とは言い切れませんが、優良店と呼ばれる業者のほとんどは許可取得業者です。
安全性で選ぶのであれば、許可を取得している業者を選ぶようにしてください。
手順のまとめと結論
② 売却する商品を購入
③ 購入した商品の売却
④ 代金の決済(手渡しor振込)
② 現金化業者への依頼
③ 希望金額の振込
「セルフ換金」「現金化業者の利用」を手順で比較すると、商品購入の手間を省略できる分、現金化業者利用の方が現金を手にするまでのステップが少なくなっています。
また、セルフ換金の場合、売却手段によっては「郵送」「買取査定」等でタイムラグが生まれる可能性もあり、スピードを重視するのであれば現金化業者へ依頼してしまった方が良いでしょう。
なお、換金率に関してはセルフ換金でも80~90%となっておりますので、現金化業者を利用するのとほぼ変わらない若しくは下がってしまう恰好です。
特段の事情がなければ、現金化業者を利用してしまった方がスムーズな上にお得と言えるのではないでしょうか。
検討の際は「とにかく優良店を選ぶこと」に重点を置いた方が良いだろう。