キャリア決済現金化とは
キャリア決済を利用した現金化は、後払いアプリ現金化と若干異なる点があるので、目を通して欲しい。
キャリア決済のサービス概要
キャリア決済とは、商品代金やサービス利用料を月々の携帯料金と併せて支払えるサービスのことで、docomo・au・Softbank(ワイモバイル含む)・楽天モバイル等が提供しています。
キャリアによって限度額・利用可能な年齢・現金化に使えるか使えないか等が異なりますので、まずは「キャリア決済が利用できるのか」「そもそも現金化が可能なのか」を確認する必要があります。
サービス名称 | 利用限度額 | 決済可能なもの | 現金化の可否 |
---|---|---|---|
詳細はこちら (旧ドコモ払い) |
19歳以下…10,000円 20歳以上…30,000~100,000円 (※) |
オンライン決済が 可能なサービス全般 |
可 |
詳細はこちら |
12歳以下…1,500円 13歳から17歳…10,000円 18歳から19歳…20,000円 20歳以上…100,000円 |
オンライン決済が 可能なサービス全般 |
可 |
詳細はこちら まとめて支払い |
12歳以下…2,000円 13歳から19歳…20,000円 20歳以上…100,000円 |
オンライン決済が 可能なサービス全般 |
可 |
詳細はこちら まとめて支払い |
12歳以下…2,000円 13歳から19歳…20,000円 20歳以上…100,000円 |
オンライン決済が 可能なサービス全般 |
可 |
詳細はこちら キャリア決済 |
13歳以下…10,000円 14歳から17歳…20,000円 18歳から19歳…50,000円 20歳以上…200,000円 |
ゲームアプリ内での課金、 LINEコイン等 |
不可 |
※契約期間1~3か月/4~24か月/25か月以上で限度額が変動
なお、docomoのキャリア決済は以前より「ドコモ払い」という名称で運用されておりましたが、2022年6月1日にキャッシュレス決済である「d払い」に統合されました。
キャリア決済を利用したい場合は、予めダウンロードしたd払いアプリにログインした後、「アカウント→支払い方法→電話料金合算払い」にすればOKです。
また、楽天モバイルのキャリア決済の対象はGooglePlayストアで購入したアプリ及びアプリ内課金のみ(iosは対象外)となり、通常の買い物で利用することができませんのでご注意ください。
商品券は買える?
結論から申し上げますと、キャリア決済でも商品券を購入することは可能です。
ただし、各種ギフト券(JCBギフトや全国共通百貨店商品券など)の発行元公式サイトでは購入することができず、ショッピングモールで販売されているものは「チケットショップ」からのみとなっています。
金額は額面1000円に対して1050~1100円とやや割高な上、クレジットカード決済やキャッシュレス決済(PayPay決済や楽天PAY等)にも原則対応していない点に注意が必要です。
なお、Softbankをご利用であれば公式サイトからAmazonギフト券の購入が可能です。
【公式サイト】
Softbank「Amazonギフト券販売」
この方法であればAmazonギフト券をキャリア決済で購入できますので、購入→専門業者に売却という形で現金化を図ることができます。(換金率85~90%)
Softbankユーザーのみが可能な方法ではありますが、キャリア決済で現金化を図るのであればおすすめの方法の一つです。
Softbankやワイモバイルユーザーであれば直接Amazonギフト券を購入することが可能だが、docomoやauの場合はひと工夫が必要となる。
現金化の方法は次項目で解説しているので、こちらも参考にしてみてくれ!
docomo・auで現金化する方法
キャリア | 通常の商品購入 | Amazonギフト券の購入 |
---|---|---|
Softbank・ワイモバイル | 〇 | 〇 |
docomo・au | 〇 | × |
楽天モバイル | × | × |
前述した通り、キャリア決済が利用できるコンテンツ・キャリアは限られてしまいますが、各キャリアが発行する「プリペイドカード」を購入・発行すれば利用の幅を大きく広げることが可能です。
docomoであれば「d CARD PREPAID」、auであれば「au WALLETカード」、Softbankとワイモバイルであれば「ソフトバンクカード」をそれぞれ発行することで、通常のクレジットカードと同様に使うことができるようになります。(付与されたカード番号をショッピングモールで入力する)
同プリペイドカードを使って高換金率商品を購入し、リサイクルショップやチケットショップ等で売却すれば、キャリア決済で現金化が図れるという仕組みです。
プリペイドカードの発行方法は各公式ページに記載されておりますので、こちらを参考に手続きをすすめてみてください。
なお、docomoユーザーであれば「d CARD PREPAID」ではなく、後払いアプリである「バンドルカード」にチャージすることも可能です。(バンドルカードのダウンロード方法や現金化手順はこちらの記事をご確認ください。)
Appleギフトカードの購入方法
プリペイドカードはAmazonやApple公式でも決済が可能です。
そのため、キャリア決済では直接購入できなかったAmazonギフト券(Softbankを除く)やApple公式ページの商品も購入・決済ができるようになります。
一時は飛ぶ鳥を落とす勢いであったAmazonギフト券の換金率も、近年では85~90%に落ち着いており、Appleギフトカードの方が換金率を上回るという場面も多く見られるようになりました。
現金化する日の「Amazonギフト券」「Appleギフトカード」双方の換金率をチェックし、換金率が高い方を購入し、専門業者に売却するという流れを執るのが最も損が少ないでしょう。
docomoはバンドルカードへのチャージもできるみたいだから、auが一番めんどくせぇな! ただし、プリペイドカードを発行すればAmazonギフト券もAppleギフトカードも購入できるみたいだ。
現金化業者の利用
キャリア決済は、前述したセルフ換金だけではなく「現金化業者」を利用して現金化を図ることもできます。
現金化業者を利用する場合の各キャリアの手続・流れは以下の通りです。
キャリア | 現金化までの流れ |
---|---|
docomo |
(1)d CARD PREPAIDの発行又はバンドルカードへのチャージ (2)現金化業者に申し込み |
au |
(1)au PAY プリペイドカードの発行 (2)現金化業者に申し込み |
Softbank ワイモバイル |
(1)Amazonギフト券の購入又はソフトバンクカードの発行 (2)Amazonギフト券買取業者か現金化業者に申し込み |
docomo・Softbank及びワイモバイルの場合はプリペイドカードの発行以外にも選択肢がありますので、ご自身に合った方法を選ぶことができます。
それぞれ発行が完了又はチャージが完了したら、現金化業者又は買取業者に申し込みをしましょう。
キャリア決済対応の現金化業者
キャリア決済の与信枠を「業者を利用して現金化」する場合、当然ですがキャリア決済の現金化に対応している現金化業者を選ばねばなりません。
キャリア決済に対応しているクレジットカード現金化も存在しますが、業者一つ一つの公式サイトをチェックするのは大きな手間であり、時間も要してしまいます。
そこで、キャリア決済を検討中であれば「後払いアプリの現金化業者」を選ぶことをおすすめいたします。
後払いアプリの現金化業者は基本的にキャリア決済(各キャリアのプリペイドカードの現金化)にも対応しているためです。
換金率は後払いアプリ現金化と同様(初回換金率90%保証など)ですが、アプリのダウンロードではなくプリペイドカードの事前発行が必要という点で大きく異なります。(既にバンドルカードをお持ちかつdocomoユーザーであれば、キャリア決済でバンドルカードにチャージ→後払いアプリ現金化という流れも可能)
キャリア決済 | 後払いアプリ | |
---|---|---|
対象者 | キャリア利用者 | 誰でも利用可 |
与信枠 | 最大10万円 | 30~50万円 |
審査のタイミング | 携帯電話の契約時 | 決済又はDL時 |
審査機関 | 各キャリア | 各運営会社 |
後払いアプリとキャリア決済の両方使うことができる場合は、「自身が使っているキャリア」「いくら現金が必要なのか」等を勘案しつつ検討すると良いでしょう。
業者利用は手間と損を減らせる
業者利用のメリットとして「手間が省略できる」「損が無い」という点が挙げられます。
まず、業者利用であれば前述したセルフ換金とは異なり「Amazonギフト券やAppleギフトカードなど」を購入する必要がありません。
セルフ換金に比べてひと手間省略することができる上、購入間違いや規約違反によるアカウント削除(Amazonギフト券は原則譲渡禁止)の恐れも回避できます。
さらに、Amazonでは初めてクレジットカードを登録する場合、実際に利用可能かどうかを確認するため「1円」だけを決済する仕組みを採っており、1万円をチャージしたとしても決済できるのは9,999円までです。
チャージ可能な最少金額は方法やキャリアにもよっても異なりますが、多くが「1,000円単位」となっているため、端数分(999円)が塩漬けになってしまう可能性があります。
現金化利用であればチャージした金額をそのまま現金化可能ですので、このような齟齬も生じません。
携帯電話の契約時にキャリアからの審査を経ているため、利用にあたって特段審査を受ける必要はないが、支払いが遅延している・未払がある状態だと利用できない点に注意してほしい。