後払いワイドに対応している現金化業者や現金化の方法についてまとめました。

後払いワイド

後払いワイドの特徴

PCボンバーって店で買い物しようとしたら、決済画面で「後払いワイド」っていうのが選択できたぜ。
これも後払いアプリの一つなのか？

後払いワイドも後払い可能な決済サービスの一つだな！
ただし、スマホアプリとしての配信はしておらず、あくまでも対応している加盟店でのみの利用にとどまる。
サービスの特徴・現金化に使えるのか等についてまとめたので、興味のある方はチェックしてみてくれ。

特徴その1～最大30万円まで利用可能

後払いワイドの利用限度額はなんと30万円。（ただし、初回利用時は10万円まで）

数ある後払いアプリまたは後払い可能な決済サービスの中でも決済可能額は非常に高めであると言え、1回払いの他、分割払いやリボ払いにも対応しています。

さらに、口座振替はもちろん、コンビニ払いや銀行振込などでの「後払い」も可能です。

利用日から最大で2か月後の支払いとなるため、支払い期日に余裕があるという点も大きなメリットではないでしょうか。

特徴その2～加盟店のみでしか使えない

冒頭でもお伝えした通り、後払いワイドはカード番号が付与されるタイプの後払い決済ではないため、利用は加盟店に限られます。

2023年6月現在では、主に家電製品を扱っている「タンタンショップ」、PCや周辺機器を扱う「PCボンバー」、スキューバダイビンググッズを扱う「SPRO-SHOP」などのECショップにて利用が可能です。

特徴その3～1回目は本人確認が必要

後払いワイドは1回目の利用と2回目の利用で手続き内容が異なります。

2回目以降では本人確認手続やお客様情報の入力が省略でき、初回に比べてよりスピーディーに決済することが可能です。

なお、審査については9時から20時までの申込みの場合は即日、それ以外（夜間や早朝）の申込みの場合は翌営業日の回答となりますのでご注意ください。

バーチャルカードっていうよりは、ZOZOツケ払いやNP後払いみたいに特定のサービスでのみ使える決済方法という感じだな！
この時点で現金化には向いて無さそうだぜ。

現金化は可能？

上記の通り、後払いワイドはバーチャルカードが発行されるタイプの後払い決済サービスではありません。

そのため、現金化業者にカード番号を伝えて決済する方法が執れず「セルフ換金（商品を購入して自ら売却）」又は「現金化業者指定の商品を購入→送る」のいずれかの選択肢しかないということになります。

後払いワイドでの決済に対応しているECサイトを見てみますと、家電を扱っているサービス（タンタンショップやPCボンバーなど）がありました。

家電製品でセルフ換金を図るのであれば、ダイソンやバルミューダなどの比較的小型かつ人気製品を購入し、フリマサイトやオークションなどで売却する方法を採ると良いでしょう。

また、現金化業者では買取LIFEなどの指定商品を一定の換金率で買い取っているスタイルの業者であれば利用することが可能です。

ただし、この場合は原則として商品が業者側に届いてからの振り込みになるため、着金までに数日を要する可能性があります。

買取型の現金化サービスの場合、換金率は70～80％とやや低めの設定となっている。
換金率だけ見るとセルフ換金の方が若干高くなりそうだが、フリマサイトではいつ売れるか分からないし、オークションだと希望額に届かない可能性もある。
いずれにせよデメリットが大きいため、特段の事情がある場合を除き、あえて後払いワイドを使って現金化する必要は無いだろう。

信用情報が審査される

後払いワイドは「包括信用購入あっせん契約（ポケットカード株式会社が代金を立て替えて支払う契約）」となるため、割賦販売法に基づき信用情報がチェックされます。

つまり、状況次第では審査に落ちてしまう可能性があり、他の後払いアプリや後払い決済サービスに比べて利用のハードルが高いと言えます。

また、万が一支払いが滞ってしまうと信用ブラックとなってしまう恐れもありますので、ご利用時は支払期日をしっかりとチェックするようにしてください。

当サイトの結論

便利な後払いサービスであることは間違いないが、利用できるコンテンツが限定的かつ包括信用購入あっせん契約である点など、BNPLのせっかくのメリットが失われてしまっている印象だ。
現金化可能なサービスもあるにはあるが、ペイディやバンドルカードに比べると使いづらいと言わざるを得ない。（ペイディの結論はこちら）
余程の事情が無い限り、現金化目的で同サービスを選ぶ理由はないだろう。